和歌劇作品紹介

「道 鏡 (どうきょう)
脚本:菅沼 登
音楽:福原 真衣子・歌枕 直美

- あらすじ -

奈良の大仏が出来た頃、河内国の出身で ある王族の血筋を引く道鏡という僧侶がいた。道鏡は自力で生きる術を得ようと、僧侶の道を選び、奈良の東大寺で修行する内に 心と体の調和を回復する治療法を身に付た。ある日、旅先で病を患った孝謙天皇を癒した道鏡は、天皇に四六時中傍に仕える役に就いた。
その後、道鏡は太政大臣の位に上がり、仏教を広める政治を押し進めたが、天皇が この世を去ると同時に、道鏡は失脚した。その政治的な混乱と閉塞感の中で、人々は真の豊かさを求め、新たな時代が来ることを願って歌を作った。
 

- 公演実績 -
2010年7月10日 うたまくら茶論
登録商標について:「和歌劇」は株式会社うたまくらの登録商標です。