和歌劇作品紹介
「イワレヒコ
」
脚本:菅沼 登
音楽:歌枕 直美
― あらすじ ―
遠い昔、筑紫の若者・ホヲリが南の島に旅をして、そこで恋に落ちた。数十年後、ホヲリの孫のイワレヒコは、新天地を求めて、東の方なるヤマトの国に向かった。熊野から上陸したイワレヒコたちは、ヤマトの国の宇陀で敵の捕虜になってしまうが、敵に料理と酒をご馳走して、その隙をついて敵を倒した。続けて磯城を制圧したイワレヒコは、ヤマトの国の一角を領地にすることが出来た。
― 感 想 ―
☆南の旋律を感じるメロディーからはじまり、最後は大和の音楽で締めくくられ、イワレヒコが日本列島を移動し大和の国が誕生したことを音楽から感じました。
★福岡に行った時、観光案内していただいたところに、神武天皇がここから大和へ向かったというところがありました。今日、歌枕さんの演奏を聴いて、すごくよく分かりお話がつながってきました。
☆生姜や韮の歌があり、古事記の時代からこのような食べ物が食されていたことがとても興味深かったです。
― 公演実績 ―
登録商標について:「和歌劇」は株式会社うたまくらの登録商標です。