和歌劇作品紹介

「聖徳太子」
脚本:菅沼 登
音楽:歌枕 直美

- あらすじ -

今から千四百年あまり前、ヤマトの国に物部守屋という古い伝統を持つ豪族がいました。一方、新興の豪族である蘇我馬子は大陸から伝来した仏教を取り入れ、その布教を口実にして物部守屋に戦いを仕掛けます。その時、蘇我馬子の孫・馬厩皇子(聖徳太子)は、仏教の守護神である四天王に、祖父の勝利を祈願しました。戦いは蘇我馬子の勝利に終わりましたが、馬厩皇子は、物部守屋たちの鎮魂のために四天王寺を建て、そこに物部守屋の家来を住まわせました。
 

 
- 感 想 -

☆四天王寺は知っているけれど、こういう歴史があるのをはじめて知りました。仏教の上では、勝者も敗者も平等という考えに感動しました。
★戦闘のシーンの音楽の激しさが好きです。かっこ良かったです。また最後の慈円の歌にほろっときました。映像もインスピレーションの助けになって、とても素敵でした。
☆昔祖母に良く連れて行ってもらいましたが、今回 四天王寺の印象がころっと変わりました。大変勉強になりました。
 

- 公演実績 -

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