YAMAHA No.1
ヤマハ No.1
1924年(大正13年)製
黒艶消し 完全オーバーホール済み
象牙鍵盤 85鍵 2本ペダル
高さ126cm/幅147cm/奥行64cm
ご売約済み
この時代の木材の素晴らしさは現代でも十分感じ取れるものです。そのことが音色にも表れています。この時代日本はまだピアノに関しては発展途上でした。しかし、ヨーロッパ製にも劣らない楽器を職人が作り上げていました。90年という年数が経っていますので、いろんなところが消耗していたものをオーバーホールしました。
調律時チューニングピンのトルクが穴が広がったことにより保てなくなっていたのを、浜松のピアノ工場でピン板を交換しました。ここまでできるところはこの工場しかありません。これで調律が安定しました。そのほか、ハンマー、アクションの部品など新品の部品に交換しています。現在このクラスの材料と技術でピアノを作ったなら200万円は下らないと思います。是非重厚感あるヤマハをご試弾ください。